テンプレート名 | 「事務担当初心者から中堅、主査主任、課長、所長代理までの必須スキルと求めるレベルが作業ごとに分かりやすく文書化」 | |
形式.サイズ.ページ数 | Excel A3 1ページ(事務部門 1等級新人~3年経験) Excel A3 1ページ(事務部門 2等級 中堅) Excel A3 1ページ(事務部門 3等級 ベテラン) Excel A3 1ページ(事務部門 4等級 主任クラス) Excel A3 3ページ(事務部門 等級別職務基準・職能要件一覧) Excel A3 1ページ(会計事務所 職能資格基準フレーム) | |
テンプレートの概要 | これまで多くの会計事務所コンサルティングから、事務担当者の経験別の必要スキルを作成。TKC会計事務所のコンサルティング部門である(有)経創の協力を得て、事務所の経営方針とリンクした職能要件書にした。 掲載している職能の大目次は ① 顧問先の受件簿管理 ② 関与先台帳の作成・管理 ③ 渉外、広報並びに関係団体、業界に関する業務 ④ 書類作成・提出業務 ⑤ 監査補助業務 ⑥ 法人の決算書類の製本 ⑦ "確定申告業務(白・青・譲渡共通)" ⑧ 年末調整業務 ⑨ 財務システム等への問合せ対応業務 ⑩ 財務システム等の保守管理 ⑪ 顧問先の導入パソコン等の保守管理 ⑫ 事務所パソコンの操作及び保守管理 ⑬ 所長、監査担当者の出張管理 ⑭ 職員の研修管理 ⑮ 保険手続業務 ⑯ リスクマネジメントの手続業務 ⑰ 小規模企業共済等の案内・取りまとめ ⑱ 日本政策金融公庫の相談会実施 ⑲ 物品の調達及び販売・検収 ⑳ 事務所請求書の作成・管理 21 事務所の備品・用品の管理 22 事務所通信等の情報の作成・通信 23 事務所HPの更新管理 更に詳細「必要スキル・作業能力」が37項目掲載。それぞれに等級によって、違う能力や貢献が求められる表現で書かれている。 | |
このテンプレートを使うメリット | ●これから会計事務所職員の人事考課や能力開発の具体的なサンプルが欲しい人には直球のデータである ●職能要件書の内容が、そのまま事務所の経営方針にリンクしているので、事務所の経営計画づくりの資料になる。 ●エクセルデータで作成され、事務所の実情に応じて加工修正が容易に出来る。 ●職員の研修計画を立てるとき、具体的な参考例になる ●経験の違い、給与の違いが、スキルとして明確になるので、「仕事ができない・生産性の低い中高年の高給職員」「仕事ができて生産性の高い若手の給与が低い職員」などのアンバランスを是正する根拠になる。 | |
このテンプレートの効果的な使い方 | 見せ方 | A3でプリントして見せる(所長や事務所の管理職に見せる) |
受注する前の準備 | ●職員の必要能力・必要技能を整理した「評価用のツール」はあるか確認 ●職員の給与体系、評価制度への関心があるか確認 ●等級制度があるか確認 | |
契約時・クロージングのトーク | ●事務担当が従来通りの仕事をしていては、生産性向上はできない ●効率の良い仕事と高い給与を得てもらうには、「仕事基準」が明確でないと、評価もできないし、目標設定もできない ●このテンプレートをベースに、オリジナルの職能評価シートを作り、職員の自己申告や目標管理に活かそう | |
企画書・提案書 | ●会計事務所をクライアントとするコンサルタントなら企画書が必要 ●企画書は「目的と狙う成果」「実施要項」「実施スケジュール」「料金」を記載(文案はこの解説分を参考に作成する) | |
およその受注金額 | ●2回の研修や会議で5~10万円 | |
コンサルティングのおよそ所要時間 | ●2回の研修や会議でおよそ5~10時間 | |
現場コンサルティング・ヒアリング・作業の流れ | ① 等級制度があれば、それに沿った各等級の定義に沿って進める ② テンプレートをプロジェクター投影しながら、まずこのテンプレートの「等級別職務基準一覧」の大目次(単位業務)以外に何があるか確認。あれがその場で追記 ③ 次に「作業内容」を見ながら、加筆削除、文言修正を行う ④ 次に上から「作業内容」で、まず2等級(普通のだいたいできるレベル)の表現を型決めする ⑤ その後、3等級(よりベテランらしい仕事)、4等級(主査主任クラスのリーダー業務)、5・6等級(課長所長代理クラスの管理業務、創造的な業務)を記載(作業内容次第では、該当しない等級には斜線を引く) ⑥ 途中まで進んで時間が来たら、次回までに「この要領で未検討部分を幹部で議論して書いておいてください」といって宿題にする ⑦ 2回目検討会で、宿題部分の確認をして、議論しながら表現の追加修正を繰り返す ⑧ 「等級別職務基準一覧」ができたら、テンプレートのように「等級別の職能評価シート」に振り分けて作成するよう指示(または宿題にする) | |
仕上げ・結果確認 | ●事務部門の等級別職能評価シートまでできたら、次の機会に「職員の名前」を入れて、採点をしてもらう(事務所内で) ●その結果、等級とスキルが合致しているか所長や管理職に把握してもらう | |
NEXT提案と関連性のあるコンサルティングとテンプレ | ●等級別職能評価シートができたら、年に1回は評価してもらい、取得率がどう変化しているかを見て、昇給や昇格に反映。 ●スキルの職能評価だけでなく、姿勢ややる気、努力などの「人間性」に関する評価をしたい場合は、「4 会計事務所 職員・主査・所長代理 詳細な基準付き人事考課表」を参照 | |
テンプレート掲載日 | 2018年3月24日 | |
テンプレート価格 | 一般10,000円(税別) | |
テンプレート作成者・著作者 | ㈱アールイー経営 嶋田利広 (有)経創 日高大作 | |
注意事項 | ●価格や所要時間は、クライアント、見込み先の状況によって異なります |
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