テンプレート名 | 「ここまで詳細な事業承継スケジュールは見た事がない。必要業績、返済、設備投資、退職金資金、贈与から株移転、機密情報公開時期まで網羅」 | |
形式.サイズ.ページ数 | Excel A3 2ページ | |
テンプレートの概要 | ●社長、古参幹部の退職金を所定の額面で支給と、借入返済、設備投資を維持するには、いくらの利益と売上が必要か ●退職資金や借入返済のため資産売却をどういう計画でするか ●後継者の時代に収益を上げるには、今の借入返済と今後の設備投資をどうするか ●贈与をどういう計画で進めるべきか、贈与税対策としてどんな借入をするか ●経営者保証をいつぐらいから外す計画にするか ●分散株をどんな計画で集約するか ●代表者勘定をどう処理するか ●社長から後継者への職務権限移譲はどう計画するか ●後継者へ資産、負債、代表者勘定などを承継する為に必要な機密情報をどんな計画で説明するか ●後継者が承継するまでに、準備する経営判断の基準をどうつくるか 実際に経営者退職金や幹部の退職金を所定の額面で支給した上で、会社の維持発展をするのは、長期的な資金政策が必要である。 事業承継期の必要売上、必要利益の明確な根拠を示したことで、後継者の「覚悟」を導くシステムである。 仮に後継者がいない場合、清算・売却に向けた「10か年ビジョン」になっていく。 | |
このテンプレートを使うメリット | ●資金政策を中心とした事業承継10年ビジョンなので、主に社長や財務を握っている夫人などと一緒に作成する ●事業承継を考えているが、実際にどういうことを決めなければならないかを「見える」事例として説明できる ●後継者がいない場合は、清算、売却の準備計画書としても使える ●価値観を共有した事で、承継後も後継者への経営顧問も継続しやすい ●クライアントの経営者に「事業承継10年ビジョンはこうやって作成します。そろそろ作りませんか。協力します」と言って提案すれば、受注がしやすい ●事業承継セミナーのテキストの一部として活用できる ●Excelデータなので、フレームをそのまま活用できる | |
このテンプレートの効果的な使い方 | 見せ方 | A3にプリントして渡し、説明する。またはプロジェクター投影して説明する |
受注する前の準備 | ●経営者に事業承継の考え方、期限をどう思っているか確認 ●これから10年以内に承継(他人への承継や売却、譲渡も含む)可能性があるなら提案する ●経営者退職金はどう考えているか確認 ●後継者の保証、贈与、相続をどう考えているか確認 | |
契約時・クロージングのトーク | ●同族の事業承継は感情が絡んで、難しいので、我々第3者が調整役として作成します ●事業承継前後の資金の動きを理解させることで、後継者の覚悟が分かる ●社長退職金はいくら欲しいのか(保険で足りるのか) ●この事業承継10か年ビジョンは、社長と奥さんのみである程度作成した後、後継者に見せながら修正して行きます | |
企画書・提案書 | ●企画書はプロジェクトとして提案(主要な実施事項) 『各役員の職責変更計画』 『借入返済予定、新規借入、設備投資、資産売却予定』 『承継10か年の必要資金から、必要収支のシミュレーション』 『贈与計画、分散株集約計画』 『代表者勘定処理計画』 『職務権限移譲計画』 を協議検討して文書化することを記載 ●内容は「事業承継10か年ビジョンのための実施スケジュール」「実施要項」「料金」を記載 | |
およその受注金額 | ●規模と所要回数で異なるが、30~300万円が目安 ●顧問企業の場合は、顧問料+訪問指導回数で加算 | |
コンサルティングのおよそ所要時間 | ●コンサルタントとマンツーマンなら、2~3か月程度(実際の指導回数3~6回位で可能) | |
現場コンサルティング・ヒアリング・作業の流れ | ①経営者にこの「事業承継10か年カレンダー」を見せて、これに沿って議論することを解説(このフレームをプロジェクター投影して、相手はこれを見ながら議論し、その都度入力する) ②社長が考える承継時期、各同族役員の処遇、職責、呼称を言ってもらい、それをフレームに記載 ③社長退職金額面の確認(保険で賄えない場合、保険増額予定を記載) ④今後の借入返済予定と新規借入予定、必要設備投資の確認 ⑤社長以外の幹部退職金の確認(中退共や保険以上を払う場合) ⑥贈与、株移転に伴う後継者の給与計画確認 ⑦10か年の必要利益と必要売上をアバウトに計算 ⑧職務権限移譲計画の作成 ⑨株一元化、経営者保証、後継者へ資産・負債大丈夫です勘定公開予定 ⑩これらをフレームに記載したら、その後後継者を交えて、この中身の説明(コンサルタントがリードしながら経営者から説明) ⑪承継時期の確認と必要売上、必要利益の為に、「どんなビジョンや経営戦略を描くか」議論 ⑫但し、この議論は「別途SWOT分析や中期ビジョンプロジェクト」の中で実施 ⑬だいたいの事業承継10か年ビジョンができたら、税理士も参加してもらい、税務の立場から内容の調整修正を行う | |
仕上げ・結果確認 | ●この「事業承継10年ビジョン(詳細)」の中身は、経営者一族だけの情報となる ●必要売上、必要利益を出す為の経営戦略立案の為にSWOT分析や中期計画づくりの提案をする (中期計画は、2の「経営計画・戦略テンプレート」の「中期経営計画・中期ビジョンフレームと記入事例」を参照 | |
NEXT提案と関連性のあるコンサルティングとテンプレ | ●中期計画をつくる為にも、どの分野で勝ち残るかを決める「SWOT分析研修」と「中期計画作成プロジェクト」を提案する ●後継者の時代の次期役員候補者と「中期ビジョンづくり研修」を提案する | |
テンプレート掲載日 | 2018年3月24日 | |
テンプレート価格 | 一般25,000円(税別) | |
テンプレート作成者・著作者 | ㈱アールイー経営 嶋田利広 | |
注意事項 | ●価格や所要時間は、クライアント、見込み先の状況によって異なります |