テンプレート名 | 観光ホテルの経営再建の具体的内容とPDCAがリアルに分かる SWOT分析を使った経営改善計画書 事例(観光ホテル) | |
形式.サイズ.ページ数 | Excel A3 8シート | |
テンプレートの概要 | 業績不振が続いた年商2.5億円の地方の観光旅館。融資を依頼した金融機関から「経営改善計画」の提出を求められ着手。長年の資金繰りの厳しさから設備投資を怠り、あちこちに老朽化が進む。しかし融資して貰える可能性のある資金は限度があるので、経営戦略の「選択と集中」と「勝てる可能性のある具体策」の為に「SWOT分析」を実施し、それに沿って経営改善計画に数値、具体策、アクションプランを作成。この内容に沿って、金融機関指定のフォームで提出。その後業績が回復。 掲載シート ①破局のシナリオ(このまま普通に努力したら、どんな3年後を迎えるか数値シミュレーション) ②必要売上・必要粗利と「破局のシナリオ」との差額整理表(融資後の返済から必要利益と必要売上、それに実際の数字の差額を明確にして、「いくらの売上増。粗利増」が必要な明示 ③SWOTクロス分析(必要差額を捻出する為の具体的な作戦を整理。宿泊増対策、宴会増対策、ターゲット層増客対策、企画対策、代理店対策などを細かく文書化 ④3か年基本方針(数値目標、基本方針、各種具体的な固有戦略を整理) ⑤3か年中期収支改善計画書(各種売上対策別数字、経費対策別数値を入れ、何年後とトントン、何年から利益計上かを明示 ⑥3か年の収支計画に沿った行動計画を年度ごと整理したロードマップ ⑦初年度の月別具体的な行動計画をモニタリングができるアクションプラン | |
このテンプレートを使うメリット | ●一般の経営改善計画のフォームに書かれたものではなく、ストーリーが分かる ●具体的な収支改善の戦略立案、戦術立案とは、どんな表現でどんな数値で出すか、文書イメージが分かる ●思い付きの経営改善計画の戦略ではなく、SWOT分析を使って明確な根拠から、はじき出した具体策は信ぴょう性があり、金融機関や従業員に対しても説得力がある ●ホテル、宴会場、結婚式場などの設備型サービス業に「経営改善計画」を提案する際、これを参考にすれば、経営者も金融機関も納得する | |
このテンプレートの効果的な使い方 | 見せ方 | ●プリントして経営者に見せながら説明する(紙ベースで見せる事で理解度が増す) |
受注する前の準備 | ●経営者、幹部にこの経営改善計画書がどのようなフォームでどんな書き方をしたか、この観光ホテルがどんな具体策を選択したかをプレゼン(相手に『効果を出す経営改善計画書』とはこういうものだと認識してもらう) | |
契約時・クロージングのトーク | ●会計事務所などが指導する経営改善計画書は、固定費削減中心、総論戦略中心の計画書で、未来が見えない ●SWOT分析で再起の為の独自戦略を創り、3年かけて赤字を黒字化する現実的な計画書はこんなパターンである ●独自戦略や行動プロセスがない「数値だけの経営改善計画書」では、多くの場合失敗する ●金融機関も社員も納得する経営改善計画を一緒に作ろう | |
企画書・提案書 | ●企画書には、作業順番の実施スケジュールを出す(工程表)を入れる ●各作業段階(概要に書いた①~⑦)の内容や目的を記載 | |
およその受注金額 | ●業績不振企業の場合、その後のモニタリング費用で計算するので、計画書作成支援料は10~50万円 ●補助金を使う場合は別途見積もる | |
コンサルティングのおよそ所要時間 | ①「破局のシナリオ」・・・準備含めて2時間 ②必要返済額から必要な売上、利益、経費シミュレーション…2時間 ③SWOTクロス分析の実施…4時間 ④SWOTクロス分析の結果、具体化した積極戦略や撤退縮小戦略、改善戦略の絞り込み…2時間 ⑤経営改革の方向性とKPIを整理「3か年方針」」…1時間 ⑥固有戦略が入った売上対策、利益対策、経費対策に中期収支計画…3時間 ⑦中期3か年の戦略を実現するアクションプランが分かる「ロードマップ」・・・2時間 ⑧単年度の詳細な行動計画とモニタリングができる「アクションプラン」…2時間 合計・・・18時間 | |
現場コンサルティング・ヒアリング・作業の流れ | ①過去3か年決算書から「破局のシナリオ」作成(ヒアリング後事務所作業) ②必要返済額から必要な売上、利益、経費シミュレーション(数字を入れて、現場ヒアリングしながら作成) ③SWOTクロス分析の実施と戦略の絞り込み(時間を確保し一緒になって検討会を実施する。宿題方式にしないことが大事。 ④経営改革の方向性とKPIを整理した「3か年基本方針」(現場ヒアリングしながら入力) ⑤SWOT分析で決まった固有戦略の入った売上対策、利益対策、経費対策に中期収支計画作成(ヒアリングしながら現場で入力) ⑥中期3か年の戦略を実現するアクションプランが分かる「ロードマップ」(ヒアリングしながらフレームに入力) ⑦単年度の詳細な行動計画とモニタリングができる「アクションプラン」(ヒアリングしながらフレームに入力) ⑧冊子にして経営改善計画書にする ⑨会計事務所や金融機関の要請に沿って、提出とその説明を経営者が行う(その前にしっかり説明できるかのロープレ実施) | |
仕上げ・結果確認 | 経営改善計画書として金融機関や認定支援機関から了承されたらモニタリングの為の経営会議開催を提案(金融機関の要求するモニタリングとは別) | |
NEXT提案と関連性のあるコンサルティングとテンプレ | ●経営会議を定例化し「経営顧問」として、アクションプランをチェックし、修正し、再度決定事項を出していく ●経営顧問料は、その企業の収益状況で異なるが、月1~2回の指導で、5~20万円の範囲で提案する | |
テンプレート掲載日 | 2018年3月24日 | |
テンプレート価格 | 一般12,000円(税別) | |
テンプレート作成者・著作者 | ㈱アールイー経営 嶋田利広 | |
注意事項 | ●価格や所要時間は、クライアント、見込み先の状況によって異なります |