テンプレート名 | 「会長と社長の権限移譲でもめない為の約束ごとを明文化」 | |
形式.サイズ.ページ数 | Excel A4 1枚 | |
テンプレートの概要 | ある経営顧問企業の後継者から「会長と自分の職務権限が上手く移譲できない。会長も自分の仕事をどこまですべきか、まだ私には任せられないのか、お互い手探りで、逆にギクシャクしている。何かいい方法はないか」 と相談があった。 そこで、会長も交えて、コンサルタントと3人で、3か年の権限移譲・業務引継ぎ計画を作成したツールである。 この議論とツールの結果、会長も社長も権限移譲に関するコミュニケーションが取れやすくなった | |
このテンプレートを使うメリット | ●実際に会長がしている作業を書きだし、その役割をいつまでしたいか、後継者に任せられない理由は何かを聞きながら、記述するので、コンサルタントが会長に代わって、後継者へ説明でき調整がスムーズにいく ●会長自身もいろいろ職務権限を渡したくない等の衝動もあるが、文書化することで、「あきらめ」と「新たなミッションの気づき」につながる ●このシートを会長、社長とコンサルタントが一緒に作る事で、会長と社長のコミュニケーションも取れるようになる | |
このテンプレートの効果的な使い方 | 見せ方 | プリントして渡して説明。又はプロジェクター投影して説明 |
受注する前の準備 | 会長、社長からそれぞれ、職務権限移譲について課題や困り事はないかヒアリングし、それぞれの思いを聴いておく | |
契約時・クロージングのトーク | ●会長も社長もお互い、言葉だけでは権限移譲はスムーズにいかない。しっかりと3か年の引継ぎ計画を立てよう ●社長も、会長から指示されたら会長がやっている職務を行うという受け身ではなく、積極的に会長職務を報連相しながら、やっていこう | |
企画書・提案書 | ●顧問企業の場合は、経営者面談時に作成 ●スポットクライアントの場合、半日の協議でできるので、「会長、社長職務権限移譲計画作成研修」とでもして、提案する | |
およその受注金額 | ●顧問企業の場合は顧問料の範囲(別途回数が増えるなら、5~20万円を追加請求) ●スポットクライアントの場合は、半日研修として10~30万円 | |
コンサルティングのおよそ所要時間 | ●聴きだしながら、入力して作成する時間は3~5時間程度 ●このフレームを参考に、もっと細かくヒアリングして、固有の表現にすると、3~4時間を2回に分けて行う必要な場合もある | |
現場コンサルティング・ヒアリング・作業の流れ | ①会長の職務内容をヒアリング ②聴き方は、毎日、毎週、毎月、スポットで実践していること、管理していること、判断指示していることをフレームに拾い出す ③移譲するに当たって、「大まかな内容」欄のポイントも聴きだし、記述 ④各職務を社長へ権限移譲する場合、今年中(年度中)にするか、3年以内にするか、当面は会長職務権限として保持するかを決める(会長、社長とコンサルタントが協議しながら) ⑤その協議の過程で、会長が社長へすんなり渡せない職務権限項目には、報連相の義務などを記載し、「渡す以上はやってほしい義務も明文化」しておく | |
仕上げ・結果確認 | ●権限移譲計画が作成したら、これをベースに通常のマネジメントを行ってもらう ●権限移譲計画がこのプラン通り実施しているかは、課題が起こった時、経営会議などでチェックする | |
NEXT提案と関連性のあるコンサルティングとテンプレ | ●会長業務の新たなミッションを提案する ●会長のしたい事、会長の強みと経験を活かし、会社やその関係筋に貢献できることを発見する(個人SWOT分析を提案) | |
テンプレート掲載日 | 2018年3月24日 | |
テンプレート価格 | 一般3,000円(税別) | |
テンプレート作成者・著作者 | ㈱アールイー経営 嶋田利広 | |
注意事項 | ●価格や所要時間は、クライアント、見込み先の状況によって異なります |